目次
結論
お金をかけるべきは,シートやその周辺の運転に関連するものから
椅子の重要性
デスク作業を行う人は,10万円を超える椅子を時に使っている方がいます.
どこにお金をかけるべきかという事です.
デスク作業を行う方であれば,その作業の生産性が自身の稼ぎに直結します.
そのため,作業のデスク周囲の環境には気を使っている方はそれなりにいらっしゃいます.
というもの,椅子に座って統計解析や文章を書いたりなど,長時間の作業を行う場合時に10時間程度椅子に座ることになります.
当然ですが,お金をかけるべきと言えるでしょう.
デスクの場合
一方で,デスクの場合はひとまず高さの調整ができれば極論何でも同じです.
つまり,お金をかけるべきは椅子 > 机ということです.
ただし,先に書いたように机の場合は高さ調整ができるという前提です.
椅子に座りっぱなしよりも,ときには立位での作業を行うほうが効率が上がることもあります.
このように,生産性の観点から椅子にお金をかけることはとても重要だと思います.
自分にあった椅子
椅子にお金をかけるのはわかったけど,どの椅子を使えばよいのかと言うのはとても難しいです.
直接座ってみるというのが,最もわかりやすいかもしれません.
とはいえ,座りたい椅子が近くにおいていない場合もあります.
その場合は,口コミなどの検索を頼りに購入してみるという感じでしょうか.
リセールも意識
リスクヘッジという観点からは,リセールを意識すると多少拠り所となるかもしれません.
人気のある椅子の場合は,売却という手もあります.
最初の時点で気にいらなかった場合は,比較的新品に近い形での売却を検討されてみるのも良いと思います.
メルカリなどのフリマアプリを使えば,欲しい人はたくさんいいます.
特に効果なものに関しては,規定の値段よりも1円でも安く購入したいというのが心情です.
思っていたよりも高値で売れる可能性はあります.
そのため,売却も視野に購入される場合は,事前に相場を確認して人気の椅子を購入するというのも1つの戦略になります.
車の椅子交換
高級車の場合は,それなりのよい椅子がデフォルトで装着されています.
わたしも長年BMWに乗ってきましたが,シートに関しては多少大きめではあるものの良い椅子でした.
良い椅子かどうかというのは,個人の判断になりなす.
数キロ試乗して判断というよりは,それなりの期間運転して腰痛や披露などを検討するというのが妥当な検証方法かもしれません.
数キロ運転して,腰痛が良くなるとは思えず,逆に合わない椅子であれば後々逆に腰痛が出やすくなるという懸念も残ります.
車の椅子はホールド性も重要
車の場合は,自宅やオフィスの椅子と異なり,常に動いている車に装着されているものです.
そのため,条件としてはシビアになります.
1つはシートに応じた適切な姿勢から,腰痛などの疲労軽減を検討されます.
もう1点は,保持性になります.
スポーツカーのシートは,バケットシートと呼ばれ,ホールド性の高いものになっています.
サーキットなどの高速走行では,コーナーを曲がる際にはG(重力)がかかります.
これを,自身の筋力だけで修正するのは難しいです.
そのため,体全体を包み込むような椅子が使われています.
余計な部分に注意力を浪費する必要がないため,このような椅子が使用されています.
一方で,一般道ではここまでの椅子は通常必要ありません.
ただ,レースの場合は数時間高速走行が行われています.
そして,レースが終わった後も残り数レースできるくらいの体力を残しているのが通常です.
限界まで走ってしまうと,大事故につながるため,ある程度の余力を残しつつメリハリをつけて走っているとされています.
そのような過酷な環境で使用されている椅子を,一般道で使用するとどうなるのか.
ハイエースは基本的に商用車
ハイエースの場合,椅子にもお金をある程度かけているとはいえ,商用車レベルです.
わたしの車は,スーパーGLダークプライム2のため,決して悪くはないです.
シートカバーをつけると,一見高級車のシートのようにも見えます.
見た目はとても良いのですが,普段乗っているシートとしてはもう少しバージョンアップをしたいというのが印象でした.
レカロとブリッド
シートはたくさんありますが,2大巨頭はレカロとブリッドになります.
他にもたくさんありますが,最も多く出回っているシートはこの2社のシートです.
レカロはドイツのメーカーです,
ブリッドは日本のメーカーです.
どちらを選ぶのかは,好み次第だと思います.
使用方法でいうと,レカロはリクライニングの際にダイヤルを回してリクライニングを行う必要があります.
細かな調整が可能である一方,大きくリクライニングしたいときには面倒です.
ブリッドの場合は,一般的な手動のリクライニング方式なので,どちらを選択するかは個人の判断になります.
よく言われるのは,ブリッドは日本のメーカーなので,体型も日本人にフィットしていると言われています.
たしかに,レカロにも座ってみましたが少し大きめで,ブリッドのほうがフィット感はありました.
ハイエースの選択肢
ハイエースの場合は,特にナローボディの場合は,椅子の選択肢が限られてきます.
よく使われているのは,ブリッドの場合はStreamsというモデルです.
レカロの場合は,RS7-Fが多いかもしれません.
Streamsは,ハイエースにも装着できるというモデルで比較的細身のシートになります.
先にも書いたようにハイエースは,荷室は広いのですが運転席まわりは割と狭いです.
そのため,Streamsで上も横もギリギリに設計されています.
Eurostarというブリッドのモデルもありますが,肩の部分が少し張り出しています.
このモデルを装着している方もいらっしゃいますが,メーカーとしてはナローボディには装着できないと言及されています.
https://bride-jp.com/model/hiace.html
SR7-F
レカロのモデルになります.
FはFlatのFなので,座面がフラットになっているのが特徴です.
Streamsの場合は,座面が多少盛り上がっています.
特に,運転席が高く乗り降りが大変なハイエースの場合は,このあたりの配慮としてどちらを選択するのかは検討されるべきでしょう.
ちなみにRS7というモデルもありますが,こちらはFlatのFが無いので,座面の両サイドが盛り上がっているモデルになります.
メルカリで購入
メルカリでも,かなり稀にしか出回っていません.
たまたま,売っていたので購入しました.
送料負担で,約8000円の送料でした.
到着すると,かなりデカかったです.
リクライニングをフラットな状態にして,送付いただきました.
シートの場合分割ができないので,直線的にリクライニングを伸ばすか,普段の運転姿勢の90°のような感じで送付になります.
背面を起こしての送付だと,無駄な空間が生じてしまい,さらに送料が高くなる可能性もあるかもしれません.
送料を差し引いても,比較的安価で購入できたのでよかったです.
タフレザー
タフレザーという色を選択しました.
タフレザーは,その名の如くレザー生地です.
もともとのシートカバーなども,黒で統一していたので全体的にもマッチしています.
タフレザーやシートカバーの利点は,多少の撥水効果があるのは大きいです.
たとえば,運転中にコーヒーをこぼしてしまうと,布生地だとすぐに吸収されますが,レザー生地の場合は吹けばよいです.
掃除も楽です.
ただ,冬は寒いです.
レザー生地は,冷え切っているとつめたくなります.
当然ですが.
なので,冷たいのが嫌な人は避けたほうが良いと思います.
シートヒーター
ハイエースの場合,シートヒーターは装着されていません.
約半年乗ってみて,冬と夏を経験しました.
その結果,冬はめちゃくちゃ寒いです.
ディーゼルという影響もあるのかもしれませんが,エンジンが温まるのに約10分かかります.
10分間は,凍えながら走る必要があります.
寒冷地仕様のため,早く温める機能もありますが,さほど恩恵はありません.
以前のBMWには,アタリマエについていた機能です.
シートヒーターがあるのと無いのでは,冬は雲泥の差になります.
Brideのモデルにもシートヒーターがついているモデルもあります.
約1.5万円高価になりますが,その程度の値段でしたら支払っても良いと思えるほどハイエースは寒いです.
予算に余裕がある方は,シートヒーター付きを選択されるのがよろしいかと思います.
ただし,配線の問題などもありますので,配線処理などの必要が生じます.
シートレール
シートを購入して終わりではなく,シートレールを購入する必要があります.
ハイエース用に準備されていますが,型式などで多少異なるのでよく型番をみて購入しなければなりません.
わたしの場合は,メルカリで出品されていませんでしたので,アップガレージで購入しました.
もともと組み立ててある状態での販売でしたので,シートに4つのボルトで固定するだけで終了でした.
ただ,保証書などはありませんでしたので,車検の際には注意が必要です.
一般的には,シートと同じメーカーのものでしたら,車検には通るとされています.
保証シールもしっかり貼られているので,多分大丈夫だと思っています.
シートベルト
少し大変だったのがシートベルトです.
純正シートから外して,センサー類を移植します.
この際のシートベルトを固定するボルトがありませんでした.
そのため,近くのホームセンターで仮止めとしてボルトで固定しました.
楽天でBride専用のボルトがを購入して装着しました.
この時のポイントとしては,シートをレールに固定する前にシートベルトを装着することです.
後からつけようとすると,シートが邪魔で装着が困難になります.
もう1点のポイントは,シートを固定する際にシートベルトが上向きになっているか確認してから固定することです.
この際に,シートベルトがシートの下に潜り込んだ状態で固定してしまうと,再度シートを外してシートベルトを持ち上げて,シートレールを装着する必要があります.
このあたりは,やってみて苦労した点です.
センター出し
シートは多少の,左右の振れ幅を調整することができます.
多少と言っても,1cm歩かないか程度です.
YoutubeでYosfactoryさんという方が,同じシートを装着されていましたので参考にしました.
Yosさんいわく,左に目一杯寄せた状態ということでしたので,わたしもそのように固定しました.
当初は,もう少し左に寄せても良いかな,と思う程度でしたので,目一杯左に寄せた状態で固定ということでよろしいかと思います.